墓地
墓地は大きく4種類に分類されます。
公営墓地
地方自治体が管理・運営する墓地で、宗旨・宗派は問いません。墓所使用権は、自治体ごとに、在住資格などの募集制限があり、年に一度程度の抽選によって決定します。
寺院墓地
寺院が境内で管理・運営する墓地です。主として、壇信徒のための墓地であり、壇信徒でない場合は、墓地を求める際に、壇家になることが義務付けられています。法事は、その寺院が執り行います。
民営墓地・霊園
宗教法人・公益法人が、管理・運営する墓地です。霊園ごとに特色があり、宗旨・宗派を問わない墓地がほとんどです。法事の際は、お付き合いがある寺院を呼べる墓地が多く、お付き合いのない方でも、同じ宗派の寺院を呼んでもらえます。
屋内墓地(納骨堂)
宗教法人が運営する墓地で、主に「自動搬送式」と「ロッカー式」とに分類されます。宗旨・宗派を問わない場合が多いですが、「ロッカー式」の場合、購入後は運営している宗教法人の宗派での法事に制限される場合もあります。「自動搬送式」は遺骨が機械によって目の前で運ばれてくる、近未来型のお墓としてここ数年注目を集めています。
墓石
お墓の種類は、大きく分けて3種類あります。
和型墓石
先祖代代のお墓など、旧来からの伝統的なデザインのお墓です。一般的には「○○家の墓」や「南無阿弥陀仏」などの宗派の題目を彫刻します。全長が高く、見た目が立派に見えることから、根強い人気があります。
洋型墓石
宗旨・宗派が自由な霊園が多くなるのに伴い、首都圏を中心に洋型の墓石が普及してきました。石の種類も白系や黒系だけではなく、多少明るめの石を使うことが多くなってきました。お墓を継承する世代の方も洋型を選ばれる傾向が強くなっています。
デザイン墓石
和型、洋型という確立したスタイルではなく、お墓を建てる方が自由な発想でデザインしたお墓も目立ち始めました。墓を継承される方がいない場合などは、本人が縁のあるお好きなものをモチーフにしたお墓を建て、併せてお好きな文字を入れる方が多いです。
墓地・墓石のご用命は、「セレモニアグループ佐野商店」指定店の「阿部石材店」・「お仏壇のはせがわ」・「石蔵」にて承っております。
新規建立のほか、遠方からの「お墓の引っ越し」、年数の経った「お墓のリフォーム・メンテナンス」に関しても随時ご相談下さい。