【葬儀の流れ】
葬儀前の流れ・手続き

2024年3月29日 葬儀の準備

葬儀は亡くなられた方をご遺族や故人様と近しい方々がお見送りをする儀式です。
大切なご家族を亡くされた中多くの手続きを行う必要があるので、ご遺族のご負担は大きなものとなります。
ここではそのご負担を少しでも軽くすることができるよう、4回に分けて葬儀の流れについてのコラムを掲載します。

第一回目は、葬儀前の流れ・手続きについて。
皆様のお役に立てれば幸いです。

第2回目:湯灌・ご納棺〜お通夜
第3回目:葬儀(告別式)から火葬〜還骨について

大切なご家族の危篤・逝去の場では、気が動転し平常心を失ってしまいがちです。
人生において何度も経験するものではありませんし、その悲しみもとても深いものとお察しいたします。
しかし葬儀前の流れは亡くなられた方とのお別れのための大切なプロセスになりますので、落ち着いて一つ一つ対応していきましょう。

1.逝去

医師より臨終を告げられたら、故人様のご家族(両親・兄弟)・ご親族と連絡をとりその旨を伝えてください。
できるだけ早く連絡を取ることが大事ですので、この場合の連絡方法は特に決まりはありません。お電話でもメールでもSNSでも、連絡のつきやすい手段での連絡が良いでしょう。
死亡診断書も医師から発行されますので、こちらも速やかに受け取りましょう。

2.葬儀社の手配

ご家族・ご親族への連絡と同様に、葬儀を執り行う葬儀社への連絡もなるべく早めに行います。
葬儀社は病院・施設より紹介される場合もありますし、ご自身で事前相談をされ決めている葬儀社があればそこに連絡します。
なお、平安会館は24時間365日お電話でのご連絡・ご相談を受け付けております。
深夜・早朝でも万全の体制にてご遺族に寄り添うサポートをいたします。

3.ご遺体搬送

病院・施設等で逝去された場合は、寝台車にて葬儀社等が保有する安置室、またはご自宅等ご指定の場所にご遺体を運びます。
事前にどこでご遺体を安置されるかを決めておくと段取りがスムーズです。
ご遺体搬送には上記でご案内しております死亡診断書の携行が義務付けられています。
死亡診断書がない場合はご遺体の搬送ができかねますのでご注意ください。

4.葬儀の打合せ

喪主、世話役を決めた上で、葬儀社と葬儀日程や斎場・火葬場、葬儀の内容についての打合せを行います。
葬儀の形式やプラン、祭壇といった葬祭用品や接待料理の有無等、葬儀を恙無く執り行う為に決めていくことは数多くあります。
後悔しない葬儀のために、故人様とご家族の意向をしっかり擦り合わせた上で臨んでください。
葬儀社との打合せの前に事前にご家族でどのような葬儀にしたいかを検討されていると、葬儀社とのやりとりもスムーズに進めることができます。

5.宗教者への連絡

既にいずれかの宗教・宗派に属している場合は、菩提寺等に連絡をします。
特に特定の宗教に属していない場合は葬儀社に相談することで最適な提案が得られるでしょう。
また昨今では宗教色のない葬儀を執り行う方も増えていますので、その旨葬儀社にご相談ください。

6.訃報の連絡

葬儀の打合せが終わったら、なるべく早目に故人様の親しい方々や職場へ訃報の連絡をします。
訃報の連絡方法もご家族・ご親族との連絡時と同様に特に決まりはありません。
連絡のつきやすい方法を選び、生前故人様がお世話になった感謝の気持ちも併せてお伝えください。
家族葬を執り行う場合は、家族のみで見送る旨を併せて丁寧にご案内することで、後々のトラブルも未然に防ぐこともできます。

まとめ

気持ちに区切りがつかない状態の中で多くの手続きや打合せを行うため、ご遺族の心労も絶えないことと思います。
故人様と共に過ごせる最後の時期となりますので、できるだけ諸手続きはスムーズに済ますことができるよう葬儀社もご遺族を精一杯サポートいたします。
平安会館はご遺族のご負担をできるだけ軽減できるよう様々なサポート体制を整えて、24時間365日お電話でのご連絡を受け付けております。